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ルトの独り言


我の日記。画像の持ち帰りは駄目。
by patira

動物との主従契約の本

坊やに貸してやると言ってしまったので、テントのごっちゃり積んであった本の中から引っ張り出した。
あまり難易度の高くないっぽい下級の魔術書。しかも丁寧な注意書き付。
ぱらぱら読み返してみた。
内容はこんな感じだった。面倒な所は端折る。


注意書き
1 この術は、「言語を解し、用いる事を出来ない生物」に対して主従契約を結び、意思疎通を可能とするモノです。
決して言葉ある種族に対して使用しないで下さい。

2 この術の強制力は絶対ではありません。特に、命の危険に関わると感じた命令には抵抗する事が多々在ります。対象動物との友好関係が深ければ、対象が命令を聞く度合いもそれに応じて高くなります。

3 自分より強い生物に対しては使えません。大蛇等の服従させる際に著しい危険を伴う生物に対しての使用はおやめ下さい。

4 術の使用後しばらくして激しい頭痛がでた場合は、術を強制解除して下さい。


内容
1 用意する物。契約を結ぶ対象の動物。魔力を含んだ宝石。 
#魔力を含んだ宝石をお持ちで無い場合は、普通の宝石を特殊な陣の中に入れ七日、月の光に晒してください。陣の描き方は「月と魔石」の魔道書に掲載。

2 雲が少なく、月の出ている夜を選びます。
魔力を含んだ宝石を使用して、3つの円の陣を描きます。内側の陣から順番に描いていきます。動物を陣の中に入れると準備完了です。



陣について
一番内側の陣は対象になる動物の「知能」「理解力」を強化するモノです。
中の陣は、外側の陣の効果が内の陣に与える干渉を抑え、同時に内と外の陣の効果を正常に発揮させるためのモノです。
外の陣は倫界という場所を通じて、対象と術者の間に精神的な繋がりを作るモノです。


拒否反応
対象の動物が術者に服従する事を強く拒んだりすると、術者に痛みとなってかえってきます。
その場合は速やかに術の行使を中断してください。
そのまま術を続行し、強制的に服従させた動物は、常に術者の精神を削ろう、支配から解放されようとしてきます。


陣の描き方、詠唱等は面倒なので端折った。
本当はもっと長い。
我は動物には怖がられる性質らしいので試した事は無いな。
坊やは如何するつもりなんだろうか?
内側の陣で知能を強化してから、外側の陣で精神的なつながりをつくるらしい。
頭の良い動物と言うのは如何なんだろうな。
by patira | 2006-07-11 12:28 | 書物庫
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