ルトの独り言


我の日記。画像の持ち帰りは駄目。
by patira

カテゴリ:パティラ家( 2 )

パティラの家の人々

ホームシックついでに、パティラの家で我のまわりに居た者達について記してみよう。

まず乳母。
乳母が名前と言うわけではない。
「スィーレ・ド・ルー・マァサ」が本名だ。
「夜に堕ちた星」と言うのがもう一つの名前らしい。
乳母の産まれた夜に星が降った事に由来するらしい。乳母の生家の事等は知らない。
むかしは甲冑を纏った騎士だったらしい。当然魔族だ。
夫は居ないが、子供を身ごもり、騎士を辞めたらしい。
その後の身の振り方を考えている時に、
親友であった我が姉クレイア・ヒュー・パティラの紹介で産まれたばかりの我の乳母としてパティラ家に身を寄せた。
その後は我の教師をやっていたが、最近は家政婦をやっている。
我が最も頭の上がらない一人だ。

次は姉。
パティラの家の兄弟、姉妹は父の言を信じるならば現在11人居るらしい。
本当かどうかは知らない。あの父なのでもっと居てもおかしくは無いと思っている。
その一番上。
クレイア・ヒュー・パティラ。風を意のままにする「ヒュー」の音らしい。
実際姉の事は良く知らない。
旅ばかりしているらしい。気まぐれらしい。親友だった乳母にも良くわからない人だったらしい。剣の達人だったらしい。

次は兄。
カク・ガ・パティラ。我が3番目の子らしいので、上はここまで。
体を鋼より硬く硬化させる「ガ」の音。
昔物凄く自分の力を自慢するので、我が一度思い切り槍を投げつけた事があった。
槍は貫通して全治数ヶ月の重傷を負わせた。
我が家に居た頃で一番酷い悪戯だな。
当然家の者は皆怒り、我は一ヶ月部屋に謹慎させられた。
だが、カクは怒るよりも何故か、
「将来はルトと2人で手柄を立てる」とか「俺はルトの盾になる」とか言い出した。
良くわからない男だったが、真面目で頭も硬かったが、良い奴だった。
我より先に家を出て、そして人間どもに狩られたらしい。
弱いのに、我を待たぬからだと思った。

次は・・・。妹か姉かはさておき、我の双子。
リト・ル・パティラ。流れる水を操る「ル」の音。
我と最も近く、最も遠い女。癒しの力もあるらしいが、水なので我は遠慮するというか死ぬ。
仲が悪いわけではないが、意見は合わない。
仲が良いわけではないが、大事ではある。
まぁ、リトルの事はあまり語らない事にしよう。

あぁ、実は双子を産んだせいで母は死んだ。
ここからは新しい母の子らだ。父は同じだが。新母?

5番目の妹。
ミラート・ミ・パティラ。心を写す「ミ」の音。
半ば倫界に心を置いていると言われていた。いつもぼぅっとしている娘だった。
相手の心を察するらしく、人と接するのを恐れていた。
まぁ、我の事は怖くないようだったが。リトルは我が単純だから怖く無いんだろうと言っていた。
そう言うリトルも怖がられていなかったので、リトルも単純なのだろう。
ミラミは後、占いも得意だった。我も良く占ってもらったが、悪い事の的中率は凄かった。
悪い事が起こると前もってわかっていると、本当に起こったときにむしろ面白くて笑えたのだが、ミラミは申し訳なさそうだったな。

6番目の弟。
カイ・ザン・パティラ。剣から発する衝撃の「ザン」の音。
新母の子ではなく、妾の子。
その事をいつも気にしており、沈んでいた。
生まれ付きの魔力が弱い事もそれに拍車をかけていた。
だが、誰よりも努力家だった。
子供のカイは可愛かった。我はしょっちゅう遊んでやった記憶がある。
10の誕生日の時、ユーンがカイは魔力が足りないから試練は受けさせないと言い出した。
我とリトルでユーンを脅して無理やり受けさることを了承させた。
魔力は足りなかったが、努力をしていたカイの技量は決して低くは無かったから。
カイは見事に試練を越え、ザンの音を付けられた。
カイの弱い魔力では、自分で振った剣の衝撃を操るので精一杯だが、その鋭さは家の誰もが驚いた。
子供のカイは本当に可愛かった。弱くて、でも一生懸命で。我が未だに子供には優しいのはカイのせいだと思っている。

7、8、9、10は知らぬ。我はこの時家を出て放浪していた。

11番目の弟。
ルゥ・パティラ。
まだ音を与えられていない。我が家に帰った日に産まれた。
産んだのは、また新しくなっていた母だった。真新母?
丁度帰った我がルゥの名をつけた。
可愛い子だった。我の引き篭もっていた10年間の格好の遊び相手でもあった。
火の属性の子だったから、もしかしたら我と同じ「ラ」が付くかもしれない。
「ラ」は稀にしか出ないと聞くから望みは薄いが、ルゥの命音の儀の前に家を出てしまったのは心残りだ。

やはり一度帰りたいな。 またホームシックか!
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by patira | 2006-06-17 00:11 | パティラ家

銀のシガーケース

銀のシガーケースをシェラールに貰った。
ふふ、長い時がたって形が崩れて消え去るまで大事にしようと思う。
ナイトメアの茶室にも人が来るようになった。
・・・のか?
少し賑やかになったとは思う。
クエルとシェラールがオニギリをつくってくれるらしい。
可愛い子らだ。

酒飲み場は雰囲気はかなり我好みだ。
だが、若干入ってくるのに勇気が要りそうな空気ではある。
楽しいが。

ルドラムとビーストアークの戦が始まった。
残るはアクアマイト、月光、そしてナイトメア。
戦は近いのかもしれない。


ふと、ユーンを思い出した。我の先祖だ。
ユーン=パティラ。音の魔族。 正確には、ユーン=ユーン=パティラ。
彼の力を示す音も、彼の真名もユーン。
今のパティラ家の礎を築いたのが、彼だと言われている。
と、言うか当人が言っていた。
力を示す音を名前につける習慣は彼が作ったものらしい。
実際にパティラの家に生まれた者は、10の誕生日にはユーンが音を付けてくれる。
我の真名を付けてくれたのもユーンらしい。
パティラ家の守り神として、家の地下深くで石となって眠っている。

一度会いに行きたいな。むぅ、ホームシックと言う奴だろうか?
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by patira | 2006-06-15 12:24 | パティラ家


犬。可愛がれ。 ↓
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